2026-10-17 · 土曜日
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トム・クルーズ主演作『ディガー』、ハリウッド史上最大級の失敗作となる見通し

この映画は公開2週目の週末に興行収入が約60%減少し、ハリウッド史上最大級の失敗作となる可能性がある。

BBC News
Tom Cruise in Digger

トム・クルーズの最新作『ディガー』は、興行成績の低迷が続いていることから、約2億4,500万ドル(1億8,500万ポンド)の損失が見込まれると、ハリウッドのアナリストらが述べた。

クルーズが石油王ディガー・ロックウェルを演じる風刺ブラックコメディのチケット販売は、劇場公開2週目の週末に約60%減少した。

これにより、『ディガー』の世界興行収入は現時点で約3,500万ドル(2,600万ポンド)となった。この映画の製作・宣伝費は、スタジオのワーナー・ブラザースに約2億8,000万ドル(2億1,100万ポンド)かかったと推定されている。

しかしクルーズは先週、映画を作るときに「初週末の興行収入という観点で考えたことはない」と述べ、「願わくば、時を経ても伝わり、長く残り、進化していく」作品を作ることに注力していると付け加えた。

製作予算に対する『ディガー』の興行収入からみて、この作品はハリウッド史上最大級の失敗作の一つとなる可能性がある。

そうなれば、『ディガー』は、1億ドル以上の損失を出した他の映画と同じグループに入る。これには、1995年の『カットスロート・アイランド』、2002年の『プルート・ナッシュ』、2005年の『サハラ』、2012年の『ジョン・カーター』が含まれる。

損失額が1億ドル台と推定される他の映画には、『マーズ・ニーズ・マム』(2011年)、『アムステルダム』(2022年)、『13ウォーリアーズ』(1999年)、『マーベルズ』(2023年)、『スピード・レーサー』(2008年)などがある。

『ディガー』の成績は、近年のクルーズ主演作の大型シリーズ、『トップガン』や『ミッション:インポッシブル』の新作が収めた成功とは対照的だ。

ハリウッドの業界誌『バラエティ』は、『ディガー』の最終的な世界興行収入は約5,000万ドル(3,800万ポンド)になる見通しだと報じた。

製作費や宣伝費、チケット売上のうち映画館に入る分、さらに賞レースに向けたキャンペーンにかかると見込まれる費用を考慮すると、損益分岐点に達するには約3億5,000万ドル(2億6,400万ポンド)の興行収入が必要となる。

ただし、ワーナー・ブラザースの広報担当者はこの数字にやや異議を唱え、『バラエティ』に対し、同作の損益分岐点は3億ドル(2億2,700万ポンド)だと述べた。

『ディガー』は、ワーナー・ブラザースが最近パラマウントに買収される前に、同スタジオが単独で公開した最後の作品だった。

監督は、『バードマン』、『バベル』、『レヴェナント:蘇えりし者』などで知られるアレハンドロ・G・イニャリトゥ。

『ディガー』は批評家から概して低い評価を受け、ワーナー・ブラザースは観客に「自分で判断してほしい」と呼びかける新たな宣伝キャンペーンを開始した。

一方、オスカー受賞作『ソーシャル・ネットワーク』の新たな続編も、公開初週末の興行成績で苦戦した。

『ソーシャル・レコニング』の米国興行収入は550万ドル(410万ポンド)で、インフレ調整前の数字で、2010年の前作が公開初週末に記録した2,200万ドル(1,600万ポンド)を大きく下回った。

マイキー・マディソン、ジェレミー・ストロング、ジェレミー・アレン・ホワイトが出演するアーロン・ソーキン監督の最新作は、世界興行収入が約900万ドル(680万ポンド)だった。

この映画は、フェイスブックの慣行の一部を懸念するようになったエンジニアのフランセス・ハウガンが、社内文書を記者に漏らした実話を描いている。

米国の興行収入ランキングでは、『ソーシャル・レコニング』は、ホラー映画『アザー・マミー』、心理スリラー『ヴェリティ』、ゲーム原作の『バイオハザード』、そしてブラッド・ピット主演の荒野を舞台にしたスリラー『ハート・オブ・ザ・ビースト』に敗れた。

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